TensorFlowは、分散学習をサポートしているGoogle製の実績あるディープラーニングライブラリ。
pyenvの環境構築
pyenvは、複数のPythonのバージョンを管理できるコマンドラインツール、特定バージョンしか正しく動かないて、環境構築に苦労することは、コレて解決!
Mac OS
$ brew install pyenv
Ubuntu
まず必要なパッケージをインストールする必要。
$ sudo apt-get update
$ sudo apt-get install -y git build-essential libssl-dev language-pack-id
pyenvのレポジトリから、ホームディレクトリ下の.pyenv
ディレクトリにクローン。
$ git clone https://github.com/yyuu/pyenv.git ~/.pyenv
こうすることで、$HOME/.pyenv
にレポジトリがクローンされる。
では、次にpyenvに必要な環境変数を設定していきましょう。今後もシェルの起動時に環境変数が設定されるように~/.bash_profile
や~/.bashrc
* などのシェルの設定ファイルに以下のコマンドで変数定義のコードを追加。
$ echo 'export PYENV_ROOT="$HOME/.pyenv"' >> ~/.bashrc
$ echo 'export PATH="$PYENV_ROOT/bin:$PATH"' >> ~/.bashrc
$ echo 'eval "$(pyenv init -)"' >> ~/.bashrc
* シェルの環境がbashではなく、zshであれば~/.zshrc
など環境に合わせて設定ファイルが違うので注意しましょう。
設定ファイルを再読込するためにも、シェルを再起動。
pipでTensorFlowをインストール
TensorFlowをpipを使ってインストールする場合は、pipのバージョンが8.1以上である必要があるので、まずは念のためpipを最新バージョンにアップグレードしておきましょう。
$ pip install --upgrade pip
CPU版
CPU版は以下のコマンドでインストールすること。
GPU版
GPUをサポートするバージョンは、以下のコマンドでインストールしましょう。
$ pip install tensorflow-gpu
動作確認
きちんとインストールされているか確かめるために、Pythonのインタラクティブシェルから動作確認をしてみましょう。
$ python
Python 3.5.2 (default, Oct 20 2018, 12:09:22)
[GCC 5.4.0 20160609] on linux
Type "help", "copyright", "credits" or "license" for more information.
>>> import tensorflow as tf
>>> hello = tf.constant('Hello, TensorFlow!')
>>> sess = tf.Session()
2018-10-20 12:16:21.214705: I tensorflow/core/platform/cpu_feature_guard.cc:141] Your CPU supports instructions that this TensorFlow binary was not compiled to use: AVX2 FMA
>>> print(sess.run(hello))
b'Hello, TensorFlow!'
>>>
CPU supportsとかのメッセージ表示され、問題がないよう、無事にコンソールにb'Hello, TensorFlow!'
と表示された。
参考
- https://deepage.net/tensorflow/2017/01/17/how-to-install-tensorflow.html — 機械学習の初心者でもすぐに出来るTensorFlowのインストール方法